May, 2023

May, 2023

Peru

Susi Leon

ペルー北部のカハマルカで小さな農園を営むスーシーさんのロットです。

About Producer

スペシャルティコーヒー市場において最もユニークでポテンシャルが高い国の一つであるペルー。よりよいコーヒーチェーンを構築すべく、2017年に創業したのがCultivarだ。3つの地域に大別されるペルーのコーヒーは、多様性が最大の魅力。創業者のリサーネが、生産者と会うために中南米を旅したとき、コーヒーに恋に落ちたところから物語りは始まった。 生産者の物語りを読む >

Curated by
Lisanne Oonk

リサーネ・オーク

Cultivar

カルティバー

生産者/農園

Susi Leon

(スーシー・レオン)

La Huaca

(ラ・フアカ)

生産地/国

Peru

(ペルー)

標高

1800m

品種

Pache, Caturra

精製

Washed

収穫時期

2023/03

コーヒーが生産地から日本に届くまで

TYPICAはすべてのロットにおいてサプライチェーンと価格の内訳を開示します。透明性を確保することで、 生産者をはじめコーヒーに関わる人々の収益性を健全に保ち、コーヒーのサステナビリティを高めます。

生産者 944円

輸出前諸経費 503円

輸送費 35円

輸入消費税 132円

TYPICA手数料 542円

消費税 55円

*単位は生豆1kgあたり/円です

COFFEEMAN good(青森)
【100g焙煎担当】今年のスーシーさんのコーヒーは、オレンジやキャンディ、仄かにベリーの柔らかな甘みを感じられ、ダージリンを想わせる上品な味わいが魅力です。現地でテイスティングした時に感じられた、バニラやストロベリージャムの鮮烈なフレーバーの印象からは味わいが変化していましたが、果実感はしっかり感じられ、口当たりも心地よいです。今回、するすると飲み進められる中浅煎りに仕上げていますが、お店では中深煎り、深煎りも含め3通りの焙煎度合でそれぞれ違う表情をお楽しみいただけます。もしご来青される機会がありましたら、飲み比べてみてください。小規模な生産者さんのコーヒーは毎年味わいやクオリティが変化することが多く、お客様側の目線に立つと収穫年によって変わる味わいに戸惑うかもしれません。ですが、それもまたコーヒーの魅力であることをお伝えできればと思っております。来年、その先の未来にやってくるスーシーさんのコーヒーの風味を想像しながら、ゆっくり楽しんでいただければ幸いです。
KEYAKI COFFEE(宮城)
【250〜1,000g焙煎担当】楽しみにしていたスーシーさんのロット。昨年9月にボリビア・ペルーを訪問した際にお会いした生産者さんの一人で、ペルーでは初めて訪れた農園です。標高2000mほどで、透き通るほど空気が綺麗な場所で作られており、あまりの景色の良さに感動したのを今でも覚えています。現地のカッピングでは柑橘系の酸味と甘いスパイスのような印象のコーヒーでした。今回のその時の味わいをできるだけ表現したいと思い、「中煎り」の焙煎具合に仕上げました。 マンダリンオレンジやパッションフルーツ、はちみつや黒糖を思わせる甘さがあり、後味にはクローブのような甘い香りを感じていただけます。私たちにとっても思い入れのあるスーシーさんのコーヒーをお届けできることを大変嬉しく思います。是非、コーヒーを飲みながらペルーやスーシーさんを思い浮かべながら豊かな時間をお過ごしください。
QUILT COFFEE(鹿児島)
【ドリップバッグ担当】去年の9月、僕が訪れたペルーの北部のカハマルカのクテルボという地域のスーシーさんのコーヒーです。 スーシーさんはまだ若く、かわいい小さな娘さんがいる女性の生産者。 ハニカミながらぼくたちにコーヒーのことやこれからの目標などを話してくれたのが昨日のように思い返します。 彼女の農園は2,000m級の標高にあり、そこから見渡せる景色は絶景です。急斜面の区画はとてもじゃないけどそこでチェリーの摘み取りなどの作業は困難なはずなのに、スーシーさんは娘のサイラちゃんを肩車しながらサンダルでスタスタ。 険しくも美しい自然に囲まれた中でたくましく、娘とコーヒーたちを育て上げるスーシーさんのコーヒーはとてもジューシーで様々なフルーツの味わいを感じられます。冷めてきても甘さの余韻が続く、彼女のコーヒーを是非お楽しみください!

TYPICA Clubでは、生産者にメッセージを送ることで直接コミュニケーションをとることができます。 コーヒーの感想や「美味しかった!」の一言を、是非伝えてあげてください。

Thank you so much for beautiful coffee beans! That cup of coffee made me happy. I wish you good health and a bountiful harvest of coffee in the future.

2023年05月03日

Thank you so much for beautiful coffee beans! That cup of coffee made me happy.

2023年05月04日

Moved by the narrative behind this coffee.. Thank you:)

2023年05月09日

I am enjoying your beautiful coffee! Thank you!!

2023年05月11日

Arigato!!

2023年05月15日

クリーンな飲み心地と、りんごのような果実感が感じられるコーヒーでした。素晴らしい品質のコーヒーを作って頂き、ありがとうございました。

2023年05月20日

これからも美味しいコーヒーを楽しみにしています。

2023年05月21日

Thank you for the great coffee.

2023年05月25日

ペルーのコーヒー生産を絶やさないためにも、心ばかりですが応援しています。

2023年06月02日

美味しい野菜をたくさん食べて、元気に大きく成長してね!

2023年06月20日

Support their Project

チップを送って、プロジェクトを支援しよう。
「食」から変える不平等。偏らない食生活で子どもたちにバイタリティを!

【野菜を育てる温室をつくり、栄養失調を解決に導く】


◆ 現状
ペルーの農村部では、いつも貧血気味で、気力も活力もない子どもたちをよく見かけます。原因はひとえに、偏った食生活による栄養失調。市場がある都市部へのアクセスが悪く、経済的な余裕もないために、肉類や野菜類などを手に入れられず、近くの畑で育てている芋類からしか栄養素を賄えません。それは単に健康上の問題だけでなく、教育機会、就業機会の損失、ひいては貧困の悪循環を生み出します。


◆ 解決策
高地にあり野菜を育てにくいという環境面でのハンデもあるのですが、それ以上に野菜類を栽培する習慣がなく、知識を持っていないことが大きな要因です。よって、学校の畑などを活用し、自分たちでも野菜を育てられること、それがさまざまなプラスの効果をもたらすことを子どもたちや大人たちに伝えていきたいと考えています。


◆ ビジョン
野菜の育て方やバランスのよい食生活の大切さを学んだ子どもたちやその家族が、野菜を自分たち畑で栽培し始める未来を目指しています。食は生活の基本です。健康は人生の資本です。フードセキュリティ(健康な生活を送るために必要な分の食糧をまかなえている状態)を確保することで、コーヒー生産にもより意欲的に取り組める肉体的、精神的な健康を手に入れ、貧困の連鎖から抜け出してほしいと願っています。

食育&貧困差改善プロジェクト

現在のチップ総額

14,900JPY

目標金額500,000JPY

サポーター
10

はじめまして、ペルーのコーヒー輸出会社・Cultivarです。ペルーのスペシャルティコーヒーに大きな可能性を見出し、2017年にCultivarを設立して以来、国内各地にいる100軒以上の小規模生産者とつながり、マイクロロットを中心に消費国へと送り出しています。「ポテンシャルを耕し合う」を合言葉に、小規模生産者との対等な関係性の構築に努めています。

食育から始める格差の解消

ペルーでは、都市部の中流家庭と農村部の貧困家庭の子どもたちの間に大きな格差が横たわっています。そのひとつが健康格差です。市場へのアクセスが悪く、経済的な余裕もないといった理由で、野菜や肉類が手に入らないため、地域の人たちはほぼ自分たちが育てた芋類しか口にしていません。

その偏った食生活によって引き起こされる栄養失調は、子どもたちに気力や集中力の欠如、学業成績の不振など、さまざまな弊害をもたらします。しかもそれは子どもたちの将来に暗い影を落とします。自分のポテンシャルを発揮できずに人生のさまざまなチャンスを逃した結果、貧困の悪循環に陥ってしまうのです。

野菜の育て方や食生活の大切さを知らない彼らにまず必要なのは教育です。子どもたちの中に野菜に対する興味や関心の種をまくために、地域の学校の畑をモデル農場として、野菜を育てたいと考えています。

この地域は野菜を育てるのに好ましい環境ではないのですが、農業技術や設備によって解決できます。ビニールハウスや堆肥などを活用すれば、野菜の生育に適した環境をつくれるはずです。そして、子どもたちの教育カリキュラムの一つに、この菜園での食育を組み込みたいのです。

皆さんからいただいたチップは、そういった資材の購入費用の他、菜園で作物を育てる方法を教えてくれる方への謝礼にあてる予定です。その方には、保護者向けに食育の大切さを伝える講座を開いてもらうことも考えています。

資金面でも、マンパワーの面でも、栄養失調に苦しんでいるすべての子どもたちに手を差し伸べることはできません。全校生徒20〜30人の学校で実施するところから始め、彼らの家族へと波及させていきたいと考えています。

野菜を使ったフードフェスを開催!

チップをくださった皆さんにも楽しんでいただけるように、その菜園で収穫した野菜を主役としたフードフェスティバルを開催する計画を立てています。その野菜を使った料理を囲んでの食事会や、誰が一番クリエイティブな料理を作れるかを競うコンテスト、それぞれの野菜の栄養や健康効果を解説する講座など、イベントを盛り上げる企画は検討中です。

皆さんが日本にいても参加できるように、イベントの様子をオンライン中継することも可能です。こういった企画をやってほしい、といったご希望があれば、ぜひお知らせください! すべてを実現できるわけではありませんが、前向きに検討させていただきます。

SHARE ON TWITTER SHARE ON FACEBOOK