Nov, 2023

November, 2023

Ethiopia

Smallholder

イルガチェフェ地区特有の華やかな風味を存分にお楽しみ下さい。

About Producer

2018年、エチオピアで創業したWete Ambela Coffee。ルール改正でダイレクトトレードが可能になったのを機に、他の生産者に先んじてインディペンデントな生産者になった。地元の小学校に継続的に出資したり、病院を建てたりと生産者の生活環境を整えることを大切にするWete Ambelaの躍進の陰には、"最強の二人"がいる。 生産者の物語りを読む >

Curated by
Mekuria Mergia

メクリア・メルジア

Wete Ambela Coffee

ウェテアンベラコーヒー

生産者/農園

Smallholder

(複数の生産者)

Wote Konga

(ウォテ・コンガ)

生産地/国

Ethiopia

(エチオピア)

標高

2,200m

品種

Heirloom

精製

Natural

収穫時期

2022/11

コーヒーが生産地から日本に届くまで

TYPICAはすべてのロットにおいてサプライチェーンと価格の内訳を開示します。透明性を確保することで、 生産者をはじめコーヒーに関わる人々の収益性を健全に保ち、コーヒーのサステナビリティを高めます。

生産者 1,155円

輸出前諸経費 141円

輸送費 144円

輸入消費税 106円

TYPICA手数料 296円

消費税 36円

*単位は生豆1kgあたり/円です

常磐珈琲焙煎所(埼玉)
今年初めてエチオピアを訪問した際、ウェテアンベラ代表のメクリアさんとエリアスさんが 小規模農家の方達とともに、高品質コーヒー生産に熱心に取り組んでいる事を肌で感じることができ、 日本のお客様に彼らのお豆を届けたいとあらためて強く感じました。 昨年に続き今年もウェテアンベラの豆を買付ができ、更に今回、彼らの豆を焙煎する機会を頂けたことは とても嬉しく、光栄に感じております。 今回、このロットの持つ、まるでウォッシュドのイルガチェフェのような華やかな香りやフレーバー、 ナチュラル精製らしいベリー系の豊かな果実味を表現できるように、焙煎を工夫しました。 このウェテアンベラのコーヒーを通して、エチオピアコーヒーの奥深さや楽しさをお届けできることを願っております。
Gluck Coffee Spot(熊本)
今年初めての生産地訪問となったEthiopia 、個人的にも思い入れのあるコーヒーを担当させていただき嬉しく思います。 ベリーのような果実味やフローラルな香りと言った、Ethiopiaが持つ個性を引き出せるようにプロファイルを組みました。 多くの人を魅了するEthiopiaのコーヒーをお楽しみください‼︎

TYPICA Clubでは、生産者にメッセージを送ることで直接コミュニケーションをとることができます。 コーヒーの感想や「美味しかった!」の一言を、是非伝えてあげてください。

Thank you for great Coffee beans! I felt happiness from your beans. I wish you good health and a bountiful harvest.

2023年11月16日

Support their Project

チップを送って、プロジェクトを支援しよう。
未来が見えれば、行動は変わる。教育で養う“自立力”

【対等なサポートで、教育機会を提供する】


◆ 現状
コーヒー生産者の多くは、自分たちの子どもを学校に行かせるゆとりがありません。教育を受けなかった子どもが大人になってコーヒー生産の仕事を始めると、ほぼ例外なく自分の親と同じやり方を踏襲します。このサイクルが子や孫……と代々続くので、進歩が望めないのです。


◆ 解決策
もし家族の子どものうち一人でも教育を受け、街に出て知見を広げられれば、彼らは未来を変えるためのたくさんの武器を手に入れられます。生産者一人ひとりが、自分たちの生活を自分たちで改善していくには、一にも二にも教育が必要なのです。


◆ ビジョン
彼らのために学校を建てたり、筆記用具を提供したりと私たちが支援の手を差し伸べるだけでなく、今よりももっと状況を改善できる、もっと明るい未来があると知った生産者の人たちとともに、コミュニティを発展させていきたいと思っています。

教育プロジェクト

現在のチップ総額

0JPY

目標金額300,000JPY

サポーター
1

はじめまして。エチオピアでコーヒーの輸出会社・Wete Ambelaを営むエリアスです。2018年、コーヒー業界で20年以上のキャリアを持つメクリアとともにWete Ambelaを創業しました。当時も今も、コーヒー生産者と信頼関係を築くために「生産者とともに成長する」という姿勢は一貫しています。

寄付だけではうまくいかない

コーヒーの収穫は毎年、11月に始まり、長くとも2月までには終わります。コーヒー生産者の多くは他に収入源を持っていないため、そこで1年分のお金を稼がなければなりません。しかしそれが不十分で、小学校の段階から学校に通えなくなる子どもも少なくありません。

私たちWete Ambelaは、関わるすべての子どもたちに学校に通ってほしい、との思いから、彼らのために教科書や筆記用具、バッグ、制服を提供したり、学校を建てたりしています。

ただし、寄付するだけだと悪用、乱用されたりするので、私たちは各ウォッシングステーション(精製所)にいるコミュニティリーダーと連携をとりながら、一緒にプロジェクトを進めるようにしています。たとえば、「私たちは教室や保健室に使える部屋を建てるから、あなたたちで土地を用意して、教師を集めてください」というように。

また、書面にまではしませんが、私たちから家族に教科書や筆記用具を提供するときは、その子どもを学校に行かせなければいけないという契約を結んでいます。もし不正行為が見つかれば、その人たちとの取引を中止します。

教育が変えていく人と未来

誰かが誰かを支援する場合、一方通行的な関係性になりがちですが、私たちは生産者と一緒に成長したいと考えています。私たち輸出会社の仕事は生産者なくして成り立ちませんし、逆もしかりです。

教育はすべての礎です。教育を受けていれば、仕事のやり方を改善することもできますし、村から出てより多くのお金を稼ぐこともできます。知識や思考に基づいた意思ある選択ができるようにもなります。一方で、教育を得られなければ、そういった可能性を閉ざされ、子や孫の世代にわたって貧しい暮らしから抜け出せません。

彼ら自身が道を切り開けるようになれば、コーヒーの品質や生活水準が高まっていくのはもちろん、コミュニティ全体が発展していきます。

セレモニーにご招待

私たちは毎年、取引のある生産者の人たちを招いて、感謝の気持ちを示すパーティーのようなセレモニーを行います。飲んだり食べたり、躍ったりしながら、日頃の労をねぎらい合います。その場で屠殺した牛の肉やフォルスバナナなど、エチオピアの郷土食を振る舞います。ちなみに、牛の屠殺は、敬意を込めて相手をもてなす際に行う、エチオピアの伝統的な儀式です。

もし私たちの農園まで来ていただければ、コーヒーの収穫の様子をお見せするだけでなく、このセレモニーにもご招待します。皆さんのチップによって恩恵を受けた家族や子どもたちとの交流の場をつくりたいとも考えています。

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