Jan, 2024

January, 2024

Indonesia

Frinsa Collective

西ジャワ地区で生産されたコミュニティロットです。ハーブやスパイスのような風味をお楽しみください。

About Producer

最も古いコーヒー生産地の一つであるインドネシア。そこでヨーロッパを中心に非常に高い評価を得ているコーヒー農園が、Java Frinsa Estateである。標高が低い土地や伝統的な精製方法は、アーシーでハーバルな独特の風味を生み出す。高品質なコーヒーを生み出し続ける農園の中核には、誰かを想うあたたかさがある。 生産者の物語りを読む >

Curated by
Fikri Raihan Hakim

フィクリ・ライハン・ハキム

Java Frinsa Estate

ジャバフリンザエステイト

生産者/農園

Frinsa Collective

(フリンザ・コレクティブ)

Frinsa Collective

(フリンザ・コレクティブ)

生産地/国

Indonesia

(インドネシア)

標高

1300-1700m

品種

Mixed Varietals(Ateng Super, Bor-bor, Lini S, TImtim, Andungsari, Sigararutang)

精製

Wethull

収穫時期

2023/06

コーヒーが生産地から日本に届くまで

TYPICAはすべてのロットにおいてサプライチェーンと価格の内訳を開示します。透明性を確保することで、 生産者をはじめコーヒーに関わる人々の収益性を健全に保ち、コーヒーのサステナビリティを高めます。

生産者 1,155円

輸出前諸経費 141円

輸送費 144円

輸入消費税 106円

TYPICA手数料 387円

消費税 45円

*単位は生豆1kgあたり/円です

Little Flower Coffee(愛知)
昨年のTYPICA Annual Meetingの際に、お話をさせていただいたフィクリさん。彼のコーヒーに対する考えや、想いにとても共感したのを今でも思い出します。今回は、ブレンドコーヒー専門店として同じ豆をあえて焙煎度合を変えて浅煎り、中煎りに仕上げたものをアフターミックスして味わいを作りました。焙煎度合によって引き出される味わいが変化する楽しさを知っていただき、ブレンドすることでさらにシングルでは体験できない味わいを楽しんでいただけたら嬉しいです。
MAQUETTE COFFEE(愛知)
土、あるいは森の薫り。他の産地では考えられないフレーバーがインドネシアのコーヒーからは漂っている。特にWethullで作られたフィクリさんのコーヒーは、白檀を思わすオリエンタルな印象と、ハーバルな様子。派手ではないけれども、甘い柑橘を連想させる酸味にも奥ゆかしい存在感がある。さらには、重みのある液体が舌の上にしっとりと広がり、身体に浸透していくのが体感できます。伝統的なプロセスでありながら、綺麗に仕上がっているフィクリさんのコーヒーに"ゾクゾク"しました。そして、いつか彼のビジョンである『 ATENG SUPER 』が広がる農園を見て、味わってみたいと夢見ています。
darestore(宮城)
初めて飲んだ時のインドネシアらしからぬクリーンさは衝撃でした。 大地の味とでも言うような、草木のようなポジティブな苦味と柑橘を感じる綺麗な酸。甘く滑らかな口当たりもあり、複雑で飲みごたえのあるコーヒー。 インドネシアらしいパワフルさとらしくないクリーンさ。そこにこのコーヒーのキャラクターを感じました。

TYPICA Clubでは、生産者にメッセージを送ることで直接コミュニケーションをとることができます。 コーヒーの感想や「美味しかった!」の一言を、是非伝えてあげてください。

いつも飲むインドネシアのコーヒーと比較して、ひとつ先の奥深さが感じられるコーヒーでした!何気ない時間を特別にしてくれる素敵な1杯ですね。このコーヒーを通してフィクリさんの挑戦を一緒に実現できることを心待ちにしています。来年も楽しみにしてます!

2023年12月29日

Thank you for growing great coffee beans. It was a delicious coffee that conveyed the land of Indonesia. I wish your land and your family prosperity from Japan.

2024年01月23日

新しい世代のインドネシア産コーヒー生産の文化を創り上げていただき、コーヒーの未来をつなげていただけると嬉しいです。これからのイノベーションを期待してささやかですが寄付させていただきます。

2024年02月18日

Support their Project

チップを送って、プロジェクトを支援しよう。
イノベーションマインドを持つ挑戦者を増やす!新しい品種を導入し、地域に広める

【野菜を育てる温室をつくり、栄養失調を解決に導く】


◆ 現状
インドネシアのコーヒー生産には、生産性が低く、収量が少ないという課題があります。各生産者の扱っている品種が古いことや、肥料をあまり使わないこと、何よりコーヒー生産に関する知識が乏しいことが主な要因です。


◆ 解決策
・新しい品種をつくること ・トレーニングセンターをつくること。生産者のほとんどが高齢で、古い品種、古い手法、古い機具を使っています。そこで、私たちは2つのことを行いたいと考えています。まず、新しい品種が育てられる苗床を安価で提供すること。そして、彼らに知識を提供することです。そこで、苗床の近くにトレーニングセンターも新しく作りたいと考えています。


◆ ビジョン
彼らの友人として、旧態依然としたこの業界に、イノベーションを巻き起こしたいんです。生産性を上げれば、競争力が高まり、より良い生活環境を手に入れることができる。良い収入を得るために銀行員になるという道もありますが、コーヒー生産者でも、やり方さえ工夫すれば、それは可能だと信じています。

新規苗床プロジェクト

現在のチップ総額

300JPY

目標金額400,000JPY

サポーター
3

はじめまして、インドネシアのジャワ島でコーヒー農園を経営している2代目のフィクリです。こどもの頃から父が農園で働く姿を見て、楽しそうだなと思い、農家になりました。コーヒー生産のエコシステム、そして従業員が生活する場所をつくっていきたいと考えています。

“新たな種”をはぐくむ

インドネシアの旧態依然とした業界では、若者が農業を選ばないのが現状です。そこで、新しい風を吹き込むひとつの可能性として、新しい品種をいくつか紹介したいと考えています。

その中で、イチオシは「Ateng Super」です。数々のコンテストで入賞するほどクオリティが高いだけでなく、コストパフォーマンスもよく、私たちの農園の栽培条件にも適しています。

こうしたイノベーションに欠かせないのが、ハードとソフトの両輪です。苗床を安価で提供するだけでなく、美味しいコーヒーをつくるための技術や知識を提供するトレーニングセンターを設ける計画を立てています。これにより、1〜2万本のコーヒーノキを増やせるでしょう。

苗床を有償にしているのは、各生産者に思い入れやオーナーシップを持って欲しいからです。私たちから苗床を調達すれば、コーヒーの生産に必要な経費を約50%削減し、浮いた資金を次年度の投資に回すことができます。毎年続けることで、イノベーションはどんどん加速していくでしょう。

これらの施設をつくるためには、約50万円の資金が必要です。具体的には、建物に20万円、ポリ袋や人件費、肥料などの栽培資材に20万円、教育面に10万円といった配分です。私たちJava Frinsa Estateからは20万円を出しますので、TYPICA Clubの皆さんからは30万円をご提供いただきたいと考えています。

コーヒー生産は「趣味のように楽しい」

私自身、子供の頃からいつも父親と一緒にコーヒー農園を訪れていました。そこで農業の魅力を体感したのです。しかし、残念ながら私たちと同じ若い世代は農業に興味がありません。得られる収入が少ないことが原因でしょう。

しかし、やり方次第では多くの収入を得ることができると知れば、状況は変わるはずです。高い水準の教育を受けた人もコーヒーに興味を持つようになるでしょう。

農業は本来とても楽しいことです。農園の変化や作物の成長に立ち会うことができるし、手をかけた分だけ作物はそれに応えてくれる。私にとって、仕事は趣味と言っても過言ではありません。だから、私たちの若い世代にそれを広めたい。生産者はかっこいいんです。

一人ひとりと広げる“輪”

私自身、アメリカの大学の講義にゲスト講師として参加し、キャンパス内の学生とコミュニケーションをとるなど、農業の楽しさを伝える活動をしています。

実際にJava Frinsa Estateには、私の友人でもある元銀行員や元教師がいます。私たちのビジョンに共感してチームの一員となり、コーヒー生産に取り組んでいます。

今回のTYPICA Clubとのプロジェクトを通して、この小さくとも確かな“輪”を、日本のコーヒーラバーと共に広げていきたいと強く思っています。プロジェクトが成功しみなさんがインドネシアの地を訪れることがあれば、この苗床で育ったコーヒーを囲んでお祝いしたいですね!

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